このブログは「小金井発!芸術文化を書くこと/伝えること講座」運営の一環として、東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究室小金井プロジェクトチームによって運営されています。
ここではプロジェクトメンバーが見つけた「芸術文化を書くこと/伝えること」の情報を収集&発信していきます!
フリーペーパーやウェブサイト、文献の紹介。公募の執筆情報やレクチャーなど「書く場所」情報。もちろん講座の様子も…
プロジェクト内だけで留めておくにはもったいない!そんなもったいない精神に支えられ、ほぼ毎日更新中です!!
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Art Writers Grant|ウォーホール財団

たまには海外からの募集もお知らせしてみます。
アンディ・ウォーホール財団のアートライター助成です。

でも、アメリカに住んでいないと応募できないそうです…。
でも、中身は面白いので興味のある方は読んでみてください。

テーマは現代の視覚芸術ですが、その書くメディアが本や
長文、短文に加えて、ブログやオルタナティブメディアが入っています。

以下、ウェブサイトから転載。
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The Creative Capital | Warhol Foundation Arts Writers Grant is designed to support writers whose work addresses contemporary visual art through project-based grants issued directly to individual authors. The first program of its type, it was founded in recognition of both the financially precarious situation of arts writers and their indispensable contribution to a vital artistic culture. The Arts Writers Grant Program issues awards for books, articles, short-form writing, and blogs/new and alternative media projects and aims to support the broad spectrum of writing on contemporary visual art, from general-audience criticism to academic scholarship.

詳しくは↓を。
http://www.artswriters.org/

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BankARTスクール|アートの伝え方

横浜のBankARTで以下のスクールが開催されます!
以下、チラシから転載です。
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【木】AAL(前田聖志・小川謙治)+中谷日出「アートの伝え方」
4月9日、16日、23日、30日、5月7日、14日、21日、28日

グッとくるアーティストに会いたい、鳥肌ものの作品に酔いしれたい。そしてそれをみんなに教えて、そいつらを、そしてその作品たちを好きになってもらいたい。それが「伝える」ってことの一番の動機ではないかと思います。たくさんの人に伝えたい。家族に伝えたい。好きな人に伝えたい。テレビ番組制作から、作家取材、インタビュー。実際にアーティストを呼んだり、映像を作ってみたり。アートを切り口に、 「伝える」ということを考えてみたいと思います。

AAL(まえだきよし・おがわけんじ):インタビューユニット。世の中での評価なんてどうでもいい、ただ僕らが面白いと思うアーティストたちに会いに行きたい。そんなコトを考えながら世界中のアートフェスティバルや展覧会、制作の現場などを取材し映像で紹介している。2人とも、本業はTVディレクター。仕事場で培ったノウハウと、人の伝手を存分に活かして、日々、課外活動に勤しんでいる。

なかやひで:NHK解説委員。NHK BS2のアート番組「デジスタ」ナビゲーター。NHKシンボルマーク、BSおよびハイビジョンロゴマークのデザイン、BSプロモーション(BSぜんぶやる)映像監督、長野オリンピック国際発信公式映像監督、グッドデザイン賞選定委員、JAVA大賞審査委員、日本グラフィックデザイナー協会情報化委員など多方面で活躍。

詳しくは↓をご覧ください。
http://www.bankart1929.com/

山の上ギャラリー(大船)

いわゆるお盆休みも終わりですね。最近は、夏休みをずらしてとる人も多いようですが、皆さんはどちらかへお出かけになりましたか。
今日は、私のお出かけ録から、ちょっと素敵なギャラリーを紹介します。
大船にある「山の上ギャラリー」は、大船駅から少し奥まった坂道を登る、文字どおり山の上にある隠れ家的なギャラリーで、年に数回、現代作家の作品を企画展として展示しています。
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もとは鎌倉の酒屋さんだったという、古い商家を移築した建物は、都会ではなかなかお目にかかれない昔ながらのたたずまい。中に入ると木のにおいがほのかにして、昔の日本家屋は意外と天井が高かったことに気づかされます。ギャラリー仕様に改装された内装は、大きな窓ガラスから外の景色が入ってきて、とても開放的です。
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展示スペースは、床の間や一段高くした畳の上など、建物のよさを活かしながら、日常生活の目線が大事にされているように思いました。お邪魔したときは、ちょうど二人のアーティストによる木工の作品(椅子、テーブル、座卓など)と染付の作品(うつわ、酒器、皿など)の展示だったので、「アートなんだ!」と身構えるというよりは、「ああ、こういうのをうちでも使ってみたいな」という思いで楽しめました(実際、椅子には座らせていただくこともできました)。
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「アーティストと、そのアーティストの作品を『好き』と言ってくれる人とを、タイムリーに結びつけるのがギャラリーの役目だと思う」と、ギャラリースタッフの泉川さん。アーティストとの交渉や、好みにあわせたお客さんへのこまめな案内などつねに緊張感の連続だと話されていました。ゆったりとした空間の背景には、目には見えない大変な苦労があるのです。けれど、そうした努力によって、ギャラリーへのリピーターも多いそうです。
暑さと時間をしばし忘れて、木漏れ日の中で心地良い深呼吸のできるギャラリーでした。(YA)

築港ARC

このブログでもたびたび話題にしてきた築港ARC。週末に行ってきました。最寄駅は大阪港駅。歩いて10分ほどの距離にはサントリーミュージアム天保山(建築:安藤忠雄)や海遊館(世界最大級の水族館)があります。天保山のほうから歩いていくと、線路の向こう側に、築港ARCの入居しているpiaNPOが見えてきます。ビルの上のほうにうっすら見えるマーク(写真はクリックすると少し拡大されます)。玄関脇にもありました。NPOの文字が組み合わされた、いかり型。大阪市港湾局の旧庁舎を転用したNPOの拠点施設という経歴がばっちりと表現されています(たぶん)。

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 piaNPOのビル               にっこり笑顔のpiaNPOマーク

さて、メインの築港ARC。piaNPOの3階308号室に入居しています。エレベータで3階まで。関係者の方はご遠慮ください…と言うような年季の入った事務所オーラを押し切って、部屋の前まで進むと「築港ARC」と書かれたボードがあります。部屋の真ん中には作業をする机。壁際には本棚が並んでいます。アート関連を中心とした本や雑誌。また関西圏のアートスペースの資料もケースなどにまとめてアーカイヴしてあります(写真右下)。そして、部屋の至るところに並ぶチラシやフリーペーパー。それをチェックすることに目を奪われてしまい、部屋全体を写真に撮るのをすっかり忘れていました…(言い訳)。

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 フライヤー、雑誌、本、アーカイヴ資料…

アートボランティア情報もボードにピンで留めてあります。情報カードは手書きです。それぞれに書き方が違っていて、いい味でてます。思わず目を留めて読んでしまいたくなります。一日に何通もメールを送受信したり、RSSリーダーでウェブページをチェックしたり、同じようなデジタルのフォントで情報処理の日々。実は手書きボードのようにアナログな手段のほうが、より情報は伝わるのかもしれません。

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 アートボランティア情報のボード

築港ARCは情報拠点として収集している情報だけでなく、(ボランティアボードのような)ユニークな情報の伝え方(ちょっとした工夫)に面白さがあるように思います。たとえば、おみやげにもらった大阪散歩アートガイドMAPのように…と、こちらは後日、改めて。

ちなみに、しばらく大阪編は続きます…。

(SR)

アルテピアッツァ美唄

自分の思っていることを素直に伝えることはとても難しい。感情と言葉がちぐはぐになりがちだ。
7月はじめ、安田侃さんというイタリアをベースに世界的に活躍している彫刻家のお話を伺う機会に恵まれた。技術や心で作品を表現する力もさることながら、安田さんがアーティストとして作品を創作しながら生きて闘ってきた歴史、人生そのものが伝わってくる語りであった。

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場所は、「アルテピアッアァ美唄」。かつて炭鉱街として栄えた美唄にある「奇跡の空間」である。安田さんと彼の仲間たちが、18年もの歳月をかけてすこしずつ手を入れ、廃校を見事な芸術空間に甦らせた場である。安田さんの作品約40点が、エゾリスが遊ぶ美しい自然の中に点在し、幼稚園、カフェ、レクチャー・ルームもある。安田さんによれば、この幼稚園は日本一とのこと。確かにそれも当然。なにせ、こどもたちは豊かな自然と安田さんの作品の中で水遊びやサッカーしながら育つのだから。

しかし、この「奇跡の空間」も他の文化施設同様、財政難にあえいでいる。美唄市から指定管理者として受託されているNPO法人が運営しているが、夕張市同様、かつての炭鉱町であった美唄市の財政も決して豊かではない。安田さんは、「アルテピアッアァ美唄」には、ここを愛する人やスタッフ、豊かな自然と時間、なんでもあるけれど、無いのは「金」だ、と声を絞り出すようにして言い切った。入場料は絶対取らない。回りの空間との垣根は作らないとも。その方針を貫くのは決してたやすいことではない。

「アルテピアッアァ美唄」が生まれた同じ頃、バブル景気に浮かれていた日本では、お金に任せてつくった施設が全国各地に建設されていた。「ハコモノ行政」と揶揄された施設には心と時間は投入されなかった。結果、いまや自治体のお荷物と化している。

他方、その当時から、この空間を生み出す努力を重ねてきた方々がいたことに、日本もまだ捨てたものではないと感動を覚えた。

時間と愛情と手間をかけるだけかけられて生み出されてきたこのような「奇跡の空間」をもっと多くの人々と協力して支えていく必要があるのではないかと思う。この努力と存在を例外に終わらせないために。(KS)

 
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