このブログは「小金井発!芸術文化を書くこと/伝えること講座」運営の一環として、東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究室小金井プロジェクトチームによって運営されています。
ここではプロジェクトメンバーが見つけた「芸術文化を書くこと/伝えること」の情報を収集&発信していきます!
フリーペーパーやウェブサイト、文献の紹介。公募の執筆情報やレクチャーなど「書く場所」情報。もちろん講座の様子も…
プロジェクト内だけで留めておくにはもったいない!そんなもったいない精神に支えられ、ほぼ毎日更新中です!!
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『物語としてのケア ナラティヴ・アプローチの世界へ』

例えば先週職場や学校で誰かに怒られちゃったとか、気がつけば小金井公園の緑が滴るほどきれいだったとか、そんな事を誰かに伝えたいと思った時、それをゆっくりと聴いてくれる人が、私にはどれだけいるでしょうか?

物語としてのケア ナラティヴ・アプローチの世界へ』は臨床社会学の研究者である著者ですが、本書は専門的な本ではなく、人は語って生きていくということが、豊富な事例を交えてやさしく書かれています

「人が、最もその人らしい部分を語ろうとする時、それは自分が生まれてから今までどのように生きてきたのかという「自己物語」の形式を取らざるを得なくなる。自分は今まで、何に苦しみ、何に歓んできたのか。何に傷つき、何に感動してきたのか。誰と出会い、誰と別れてきたのか。何を手に入れ、何を失ってきたのか。そうした自分にとってのかけがいのない経験を綴ったひとつの物語、それこそが、他ならぬ私らしさを構成するもっとも重要な要素となるはずである。」と言う著者は、ケアには従来の技術と精神という二項対立ではなく、「関係」が重要であると考えています。そしてあらゆる「関係」は「言葉」によって作られ、「語り」によって維持されているから、「言葉」や「語り」、そしてそれを織りなす「物語」に注目することで、新しい「関係」が見えてくると説くのです。

一人暮らしのお年寄りや、話を聞いてもらえない子どもたち。いや大人だって慌しい日々に忙殺されて、親しい相手にじっくりと話を聴いてもらえないことが、どんなに多いことでしょうか。人は語らなくては生きていけないことを思い出させてくれる、大切な一冊です。

残念ながら小金井の図書館には無いようですが、良かったら読んでみてください。(IS)

物語としてのケア―ナラティヴ・アプローチの世界へ (シリーズ ケアをひらく)物語としてのケア―ナラティヴ・アプローチの世界へ (シリーズ ケアをひらく)
(2002/06)
野口 裕二

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舞踊批評塾、2008年度参加者募集

ダンス・スタディーズ研究会の主宰している「舞踊批評塾」が2008年度参加者を募集しています。
締切が5月31日と迫っていますので、ご興味のある方はお急ぎください。(SR)

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ダンス・スタディーズ研究会の舞踊批評塾では、 2007年度より合評会を隔月で開催し、毎回優れた批評の提出を受けて、活発なディスカッションを行っています。

この度、更なる発展のために、2008年度生の募集を行います。舞踊公演を見た感想や経験を、自分の言葉で客観的に表し、その際に必要な知識や技術を身につけたい方を、職業、年齢等に関わらず、広く募集します。舞踊批評塾には、舞踊批評家を目指している人、ブログで批評を発表している人、芸術全般の研究に役立てようとしている研究者、学生、既にプロとして舞踊雑誌や新聞に寄稿している人など、様々なメンバーが集っています。東京近郊のみでなく、地方在住の方もメールを利用して参加しています。

2007年度は、バレエ、モダン・ダンス、コンテンポラリー・ダンスを対象公演として批評を執筆してきましたが、今後は日本舞踊や民族舞踊なども対象に含め、舞踊と身体を幅広い視野と知識で捉える批評家、研究者、観客が学び、交流する場にしたいと考えています。受講料は必要ありませんが、合評会の会場使用料など実費は、各回の参加者で均等割りにしています。

舞踊批評塾への参加を希望される方は、ホームページ上の「ダンス・スタディーズ研究会規約」ならびに「批評塾要項」を読み、趣旨をご理解いただいた上で、ご応募ください。応募の際には、「1、氏名」、「2、住所」、「3、電話番号」、「4、メールアドレス」、「5、所属または職業」とともに、批評一点を以下のアドレスまでお送りください。批評は、 1000字~2000字程度で、既発表のものでも構いません。舞踊批評塾メンバーによって検討したうえで、入会の可否をご連絡します。お送りいただく個人情報と批評は選考のためにのみ用い、その他では使用しません。

詳しくはこちら

キカンシネット

数日前のブログからちいさな鼻歌が聞こえてきたので思い出しました。
ウェブページ「キカンシネット」 の存在。
公的機関の機関誌の目次が検索できるポータルサイトです。

残念ながら、このブログに登場した「メセナnote」は掲載されていませんでしたが、更新は頻繁に行われているのでそのうち登場するかもしれません。

バックナンバーの目次をみていると、なかなか気になる機関誌っていっぱいあるものです。
金融機関が地域貢献に案外意識的に目を向けていたり。http://www.kikanshi.net/archives/263/ 
発行元の問い合わせ先も掲載されていたりするので、うっかり購読申し込みをしてしまいそうな…。笑

このサイトは第一資料印刷株式会社によって運営されているようです。
この会社、えらいことに「機関誌づくりブログ」なんてものも運営していて、機関誌づくりのノウハウを教えてくれていたりします。

フォントがうまく印刷されないなどの初歩的で細かいけれどありそうなミスから、機関誌を発行したあとの評価についてまで。 そしてきっと最終的には印刷はうちの会社で…ということなのかな。笑

まあ宣伝効果はともかくとして、メディアを継続して作っていこうとするならなかなか参考になるサイトたちじゃないでしょうか。きっと小金井の講座でも。

さて、二回目の投稿ですが、あたしがブログを書くと画像なしで華がないですね!
次はがんばります。
なのでこれからもちょくちょく覗きにきてください!!(AT)

→ リンクに追加しました。

<東京の夏>音楽祭2008で、音楽評論を募集予定

初夏のまぶしい日差しが続くこの頃ですが、東京では毎年夏になると、恒例の<東京の夏>音楽祭が開催されます。これは、1985年からアリオン音楽財団によって主催されてきた音楽祭で、毎年大きな話題を呼んでいます。第24回を数える本年のテーマは、「森の響き・砂漠の声」。7月3日~31日までの約1ヶ月間、東京各地のホールで、本公演から関連公演まで合わせて22の多彩なプログラムが展開されます。

さて、この音楽祭を主催するアリオン財団では、若手音楽家のための「アリオン賞」に加えて、音楽評論を対象とした「柴田南雄音楽評論賞」が設けられています。

2008年度の募集要項については、これから公開予定とのことですが、「当該年度の<東京の夏>音楽祭の1公演を含む個評2編と音楽評論または音楽時評の3作品」が例年公募の対象となっています。

音楽祭で演奏を聴き、そのコンサート評や音楽評論を書く。芸術文化を書いて・伝えてみませんか。詳しくはアリオン財団の公式サイトをご覧下さい。(SA)

伝える側の個性―ハワイ・マウイ島のフリーペーパーたち

「書くこと伝えること」といったときに、
「何を」「どうやって」伝えるか、伝える側の個性がすごく出ると思うんです。

ハワイのマウイ島には、フリーペーパーがたくさんあります。
芸術についてのフリーペーパーだけでも、4つ、見つけてきました。
4つもあって何が違うの?と思うんですが、全然違うんです、伝え方が
マウイ

1.Art Guide Maui
年刊、厚さ8ミリで表紙のついたフリーガイドブック。結構いい紙質で、広告含めフルカラー全135頁。
空港やリゾートホテルのラウンジに置いてありました。目次が3種類ついていて、地域別の地図からアートスポットを探せる目次とコラム記事の目次、そして巻末のアルファベット順インデックス。扱っているアートスポットは、スタジオが少しと、ほとんどはギャラリーです。マウイ島にはこんなにギャラリーがあるのか、とびっくりするくらい。広告もほとんどギャラリーが出してます。

2.Arts & Culture on Maui
2ヶ月に1回のペースで発刊。配布時はB5版ですが、広げて読むときはB4版で、フルカラー全23頁。
同じく空港やリゾートホテルのラウンジに置いてありました。巻末にアーティストとギャラリー情報(アーティストがスタジオを積極的に開放していて、アポイントメントを取れば誰でも訪問して、直接話を聞いて作品を見る(買う)ことができるみたいです)。そしてイベントカレンダーが載っていますが、あとはライターによる取材記事が中心の読み物です。2008年4&5月号の特集は、Mike Carroll というアーティストと、ハワイの印象画について。

3.Maui Scene
週刊。タブロイド版ですが、フルカラー。前2つが美術中心だったのに対し、こちらは音楽・映画・舞台芸術の公演情報と関連特集記事が主な内容です。レストランでのライブ情報まで細かくフォローしてあります。ホテルのラウンジにも置いてありましたが新聞にも折込で入ってくるみたいです。

4.SHOWS!
Maui Arts & Cultural Centerによる2ヶ月に1回発行の4つ折パンフレット。ボックスオフィスの電話番号とともに、写真入の簡単な紹介とチケット情報、それから展示情報もちょこっとだけ載ってます。値段とチケットの入手方法をまとめたパンフですが全てのトピックに、小さいながら写真と、紹介文がついてます。

・・・4つを見比べてみると、
地元のアーティストを積極的に紹介していること、ギャラリー、クラフトショップ、ジュエリーショップ、ホテルやレストランがカラフルでお洒落な広告をたくさん寄せていること、全頁カラー印刷をちゃんと使っていること、は共通ですが、同じ地域の芸術のことを伝えるフリーペーパーでもこんなに違うんだ!ということにびっくり。
マウイのアートの懐の豊かさを感じました。

これだけあると、読み手の状態と好みにあわせて読みたいフリーペーパーを選べるのが魅力的です。
自分ならではの伝え方のスタイルが工夫されていると、書く方も読む方も楽しくていいですね。(NM)

METROPOLIS

外国人に「東京ってどんなまち?」と聞かれたら、どう答えますか?
そんなときとても助かるのが『METROPOLIS』です。
METROPOLIS1 METROPOLIS2
『METROPOLIS』は日本のコアな魅力を紹介する外国人向けの英文フリーペーパー。毎週5万部ほど発行され、首都圏の書店やホテルなど500ヶ所以上に置かれています。

東京圏のエンタメ情報が中心で、外国人観光客にとって人気のガイドブックです。日本の伝統文化から、昨今頓に注目を集めているオタク文化まで、日本のさまざまな側面を紹介しています。

面白いのが、日本人でも知らないような情報がいっぱいなところ。例えば、浅草を取材するにしても、有名な雷門は素通りして、浅草の提灯職人へのインタビューが載っていたりします。日本人が普段見過ごしてしまう日本の良さが満載『METROPOLIS』は、外国人よりもむしろ日本人にとって必要なのかも。(EF)

LONDON PLANNER(イギリス)

ロンドンのエンタメ情報をギュッと濃縮したのが『LONDON PLANNER』です!
LONDONPLANNER1 LONDONPLANNER2
『LONDON PLANNER』はB6サイズで120ページ(この情報量は驚異!)ほどのフリーペーパー。月刊で発行されていて、ロンドンのトレンド情報が満載です。細かい地図や地下鉄路線図も収録されており(この地下鉄路線図がとても便利。ロンドンの地下鉄はややこしいですからね。)ショッピングから観光までこれ1冊あれば不自由しませんが、さすがは演劇の国イギリス、舞台芸術に関する情報はとりわけ充実しています。オペラからパフォーマンスまでありとあらゆるジャンルが網羅され、日時や場所はもちろんのこと、簡単な内容紹介も載っていて、何を観ようか決める際にとても重宝します。ロンドンに行ったら真っ先に『LONDON PLANNER』をゲットして、ロンドンっ子になりきって、魅惑のロンドンライフを満喫しましょう!(EF)

メセナnote

メセナノート1
講座講師(第7回)の若林さんの参考文献にもある『メセナnote』。最新号の特集は「演劇とメセナ」。そのなかに「演劇の情報サイト」という記事がありました。ブログのネタになる!と読んでみると、演劇ライフCoRich舞台芸術fringeシアターガイドPerforming Arts Network JapanDENが紹介されていました。『メセナnote』には各サイトの解説もついています。気になる方はチェックしてみてください。(追々リンクに追加しつつ、ブログでも独自に紹介していこうと思います)。

「チェックしてみてください」と書きましたが、『メセナnote』は企業メセナ協議会の機関誌です。書店やアマゾンで入手することはできません。年間購読料1000円をメセナ協議会へ振り込むと、年6号に特別号・増刊号が送られてきます。
メセナノート2 ←特別号の「メセナリポート2007」

A4の半分。コンパクトなサイズ。全16頁。文字の量もさほど多くはありません。小さいけれど~♪と歌うと某CMから苦情が来そうなので止めますが、読みやすいけれど読みごたえのある内容です。テーマごとキーパーソンのインタヴューや寄稿文。「演劇とメセナ:概論」といったテーマの現状や課題についての記事。さらに「メセナに関する質問・相談」や「メセナ担当者のためのアート講座」まで。

「社会とアート」にまつわる世界を歩くガイドブック。書店にならぶ『地球の歩き方』や『るるぶ』ではなく、現地へ行くと置いてある地元情報満載のマップのような(観光協会発行?)。『メセナnote』の表紙にある「社会とアートを結ぶオピニオン誌」というコピーを読んで、そんなイメージが浮びました。本文の合間で絶妙な雰囲気を生み出しているイラストもまた、旅情を誘います。(SR)
メセナノート3

Pots(破報・台湾)

pot2
Potsは台湾の台北で1995年から週に1回発行されているフリーペーパーです。2000部から始まり、現在では週80000部が発行されています。紙面の3分の2が芸術文化活動のニュースで占められています。

Potsは「若者のサブカルチャー」の発信拠点として作られた情報媒体であり、材質は普通の新聞と同じになっています。しかし、カバーと中身の編集は、より前衛的なデザインとなっています。特に、カバーは毎回1つのテーマに沿ったデザインになっています。たとえば、現代の消費への批判、DJのストーリー、俳優へのインタビューなど。このカバーを収集している人もいます。
cover

近年、Potsは紙媒体だけでなく、情報の発信と交流の場とするブログもやっています。ブログでは新聞と同じカバーストーリー、ニュース、本、音楽、映画の評論、文化評論家のコラム、社論などが掲載されています。ブログなので、もちろんコメント機能もあります。そのため情報と意見の交換の場にもなっています。「サブカルチャー」の発信が目的のPotsは、メジャーではないバンド、劇団、社会運動の支援ともなっています。

Potsは台北の文化施設、MRT(地下鉄)の駅、大きな本屋、カフェなどで無料でもらえます。「破」字が書かれた赤い箱。Potsはこの中に入っています。(CI)
pot3

「言葉」に込める思い

開講まであとわずかになってきました。この講座をとおして、おそらく「言葉」について改めてじっくり考えることが多くなるのではないかと思います。

私事で恐縮ですが、この3月まで出版社の編集部に籍を置いていました。
日々、送られてくる原稿をゲラに、そして本や雑誌に・・・という作業を必死に繰り返すなかで、どこかで“書き手の思い”を見落としてきていないか、必ず立ち止まることが必要だと感じていました。

特に、昨今では珍しくなりつつある、“手書き原稿”が入稿したときなどは、いつもハッとさせられます。たくさんの加筆・削除の跡、交錯する挿入線、「イキ・ママ」が物語る単語選択の苦悩・・・。原稿用紙が壮絶であればあるほど、そこに込められた思いやこだわりを感じずにはいられません(それは作業面でも、ひじょうに編集者泣かせなのですが・・・(苦笑))。

もちろん、すでにそれで完成のような、行間整ったワープロ原稿にも、表面には表れないだけで、背後には書き手の苦労やこだわりがある・・・そのことをつねに心に、原稿を頂戴していました。

講座を通じて、受講生の皆さんも、それぞれ色々な思いを込めて、自分だけの言葉を模索しながら、芸術文化を綴られていくことと思います。

編集部時代に読んだ『<ことば>の仕事』という本は作家や批評家、翻訳家など様々な分野で言葉の仕事に関わる人たちのインタビューからなる一冊です。それぞれが、世に言葉を発信していくとき、どんな思いでどんなこだわりを持っているかがリアルに語られています。芸術文化の枠からは少しはみ出すかもしれませんが、ご参考までにぜひ。(YA)

“ことば”の仕事“ことば”の仕事
(2006/05)
仲俣 暁生大野 純一

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展評(てんぴょう)

このあいだ運営スタッフ同士で打ち合わせたとき、
「やっぱり書く場所が少ないよね!」
という話になりました。

せっかく「芸術文化を書くこと/伝えること」講座をこれからやっていくわけですから、この講座以外でも情報発信することのできる場所を探して、このブログで紹介していこう、というのがスタッフの目標の一つなのですが、いかんせんそういうことが可能な場が少ないんですね。
でもだからこそ探さなくてはいけないし、そのためにきょうもスタッフはがんばります。

Web『展評』は雑誌「てんぴょう」のウェブ版です。展覧会評価に特化した雑誌ですが、現在は年一回の単行本化に抑え、そのかわりウェブのコンテンツを充実させています。その『展評』では、展覧会の評価を随時募集しています。以下、詳しくはウェブサイトより。(AT)

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『web展評』文を募集します

・あなたの文章をweb展評に!
・さらに、「From webてんぴょう」(書籍)に!

●文字数: 1600字~2000字程度 これ以上でも構いません。
●タイトル: 評論にはご自分でタイトルをお付けください。(展覧会名ではなく評論タイトル)
●データ: 展覧会名、作家名、開催期日、開催場所などをできる限り記載してください。
●期限: web版で展評も掲載します。基本的に投稿原稿は締切日を設けずに募集します。随時アップしますので、ご応募ください。
●応募資格: 国籍、年齢、職業など一切不問です。
●作品写真: 投稿者がご準備ください。
●応募形式: できるだけE-mail tenpyo1@dream.comにテキストファイルの添付でお願い致します。手書きなどの郵送でも結構です。
●謝礼: 基本的にはありませんが、掲載の場合は掲載誌などを送らせていただきます。

* 年に一回単行本化されます。
* ワークショップ体験などの内容でも可です。

INDEX(ドイツ)

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INDEXはベルリン・ミッテ地区で開催中の展覧会一覧を掲載しているフライヤーです。掲載している展示スペースにて無料で配布されています。大きさ、情報量とも使い勝手がいいのが特徴。年4回発行されます。

写真のように、広げるとA4裏表3枚分の紙面に70前後もの施設の展覧会情報がつまっているのですが、折りたたむと手のひらサイズ。持ち歩くにもちょうど良く、カラー地図は見やすいです。施設はギャラリー(赤)、美術館・コレクション(青)、その他の展示会場(緑)に色分けして記載しています。これくらいの大きさならギャラリーやカフェの店頭にも置きやすいですね。毎回表紙は変わりますが、INDEXのロゴがあるので一目でそれと分かります。ちなみに最近の表紙写真はwebサイトで見ることが出来ます。写真家の個性が出ていてこれを見るだけでも楽しい。

webサイトはシンプルなつくりで施設名、アーティスト名別の写真入りリストを見ることが出来、キーワードで展覧会場を検索することも可能です。ただしwebサイトでは地図による検索は出来ないようなので、はじめてベルリンのギャラリーを訪れる方は、INDEXのPDFファイルをダウンロードして地図を見ながら探検するのがおすすめです。近くのギャラリーもついでに見てみたら思わぬ発見があるかもしれません。(TR)

→ リンクに追加しました。

小金井てくてくマップ

「桜と水と緑のまち 小金井てくてくマップ」は小金井市内で配布されている散歩マップです。8面に広がる大きなサイズのマップです。この大きさ、よっぽどの観光地でもなかなか見かけません。たとえばマップ中の小金井公園の大きさはipod nano2個分の大きさです(余計にわかりにくい?)。

なぜ大きいのか。片面は見所が写真つきで紹介されていますが、もう片面は小金井市全域の地図になっています。普通はエリアごとだったり、名所だけ切り取ったりするものですが、全部載せてしまっています。どおりで大きくなるわけです…。

その理由はこのマップのもうひとつの特徴、小金井市を縦横無尽に歩ける11のルートが紹介されていることにあります。うねうねぐるぐると地図の上を走った11の散歩コース。全域の地図が必要だったことがよくわかります。

てくてく1 てくてく2 てくてく3

ルート上にはときどき吹き出しがあります。「かわった名前のハンカチノキがある」「車の通行に注意」「公園内にベンチ多数あり」…など純粋な散歩に役立つ情報です。新緑の5月。マップ片手にてくてくと小金井散歩してみるのもいいかもしれません。マップには「歩き疲れたら使ってね。」とCoCoバスも紹介されています。(SR)

アートライター養成講座 vol.2~6

先日、このブログでも第1回のお知らせをしましたが、スパイラルのアートライター講座講座の第2回から6回までの詳細がウェブサイトで公開されています。さまざまなジャンルを小分けに、レクチャー・取材・講評の3ステップ。具体的なイベントを材料にしているので、ただ見るだけでなく、書くつもりで見るように参加してみるのもいいかもしれません。

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Vol.2 パフォーミング・アーツ (ジル・ジョバン公演 <スイス>)
スイスを拠点に活動し、ヨーロッパや南米でも公演を重ねている
「カンパニー ジル・ジョバン」の日本初公演。
※スパイラルホールにて開催。
7月19日(土)14:00~17:00 [レクチャー]
7月26日(土)公演時間未定 [取材]
8月 2日(土)14:00~17:00 [講評]

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Vol.3 パフォーミング・アーツ
(デュルシネア・ラングフェルダー公演 <カナダ・ケベック>)
演劇、映画、音楽などあらゆるジャンルで多彩なパフォーマンスが
評価されているカナダ・ケベック出身のデュルシネア。
スパイラルで開催される新作公演。
9月13日(土)14:00~17:00 [レクチャー]
9月21日(日)公演時間未定 [取材]
9月27日(土)14:00~17:00 [講評]

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Vol.4 現代アート国際展 (横浜トリエンナーレ 2008)
今年で開催3回目を迎える、日本最大級の現代アートの国際展。
今回は「TIME CREVASSE(タイムクレヴァス)」をテーマに、
国内外から約70人の作家が横浜へ集います。
10月 4日(土)14:00~17:00 [レクチャー]
10月11日(土)14:00~17:00[取材](横浜トリエンナーレ会場)
10月18日(土)14:00~17:00[講評]

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Vol.5 デザイン系イベント(Design Tide)
本年で3回目の開催となるデザインタイド。
インテリア、プロダクト、グラフィックなどのデザインをテーマに
様々な分野のクリエイターが自身の作品を発表するイベント。
10月25日(土)14:00~17:00 [レクチャー]
11月 1日(土)時間未定 [取材](デザインタイド会場)
11月 8日(土)14:00~17:00 [講評]

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Vol.6 コンテンポラリーアート展 (art-lifeシリーズ <アーティスト未定>)
スパイラルが次代を担う若手アーティストに作品発表の機会を提供するとともに、
アートの新しい可能性を提案する展覧会シリーズ。
※アーティスト未定。
12月27日(土)14:00~17:00 [レクチャー]
1月10日(土)14:00~17:00 [取材]
1月17日(土)14:00~17:00 [講評]

http://www.spiral.co.jp/awp/

申込、締切りました。

講座受講の募集は定員となりました。受付は締切となります。

申込をいただいたみなさん、ありがとうございます。
申込しそびれたみなさん、ごめんなさい。。

講座受講申込は締切りますが、ブログでは、引き続き「芸術文化を書くこと/伝えること」に関連する情報収集と発信を続けていきます。今後とも、どうぞよろしくお願いします!

カルチャーパワー

講座第4回~第6回の講師津田さんの文献リストには岡本太郎『今日の芸術』が入っています。1954年に刊行され、ベストセラーとなった本書は、現在、光文社文庫として読むことができます。その序文。(世田谷美術館で個展を開催中の)横尾忠則が書いています。彼はピカソの言葉「一枚の傑作を描くことよりも、その画家が何物であるかということが重要である」という言葉を引用して岡本太郎の魅力を語っています。つまり、岡本太郎は作品だけでなく「岡本太郎とは何物であるか」を知ることが重要になってくる、と。それは、岡本太郎に限らず、作品の見方を深める一つの方法だと思います。

では、作家のことを知るにはどうすればいいのか。会ってしまえば早いですが、たとえ生きている作家でも、なかなかそうはいきません。そういうとき、インタヴュー記事は役に立つのではないでしょうか。

カルチャーパワー(CP)では作家だけでなく、美術関係者50人以上のインタヴューが掲載されています。武蔵野美術大学の岡部あおみさんを中心に集められ、ウェブにアップされています。また30件ほどのインタヴュー抜粋は岡部あおみ編著『アートが知りたい 本音のミュゼオロジー』(武蔵野美術大学出版局、2005年)として1冊の本にもまとめられています。

本の「あとがき」には(CPは)「イントロダクション、インタヴュー、データ、コメントといった異質な四要素が有機的に連関しながら、豊かな地平を形成している」という文があります。そのままCPの特徴はインタヴューだけでなく、その素材をよりよく理解するためのコンテンツも一緒に掲載されていることではないでしょうか。

特に岡部あおみさんのイントロダクションは短いながらも相手の魅力を上手く捉えた言葉を使っているように感じます。「芸術文化を書くこと/伝えること」を考えるのにも非常にいいテキストになると思います。

インタヴューが載っているアーティストには、様々な展覧会で作品に出会うことができたり、これからの個展を行ったりする人が結構います。訪れることができる施設やウェブサイトに関わる人の言葉もあります。作品を見るまえに、またどこかへ行く前に、ちょっと読んでから出かけてみるのもいいかもしれません。もちろん後でも構いませんが。(SR)

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MIGOHSHA[見巧者]

Osaka Art File見巧者は大阪にゆかりがあったり近畿圏を中心に活動していたりするアーティストやクリエイター、文化団体、施設を紹介、支援するWEBサイトです。このサイトの特徴は、読み応えたっぷりの若手アーティストの特集記事と、漫才から大工・左官まで幅広いジャンルを扱っていることでしょう。

若手アーティスト特集記事には大阪市が実施する「咲くやこの花賞」の受賞者など若手育成・発掘を目的とする賞の受賞者、活躍が期待される人材を中心に掲載されています。現在vol.4まで掲載中で最新版は映画監督の金秀吉氏。次はどんな人が特集されるんだろう、と思いながら記事を見ていくと、今まで興味の無かったジャンルにも関心が沸いてきます。

登録アーティストは自らのPRや活動状況など、新しい情報を更新・発信できるようです。このサイトを機に、いろんな分野でコラボレーションが実現すれば楽しそうですね。今年の1月末にオープンしたばかりの新しいサイトなので、これからどのように情報の厚みが増していくか期待したいと思います。(TR)

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講座チラシ、配布中です!

講座のチラシが都内各所(多摩地域を中心に)配布中です!おすすめは「芸術文化を書くこと/伝えること講座」という手書きのあるタイトル文字。いい味出てます。お見かけの方はぜひぜひお手にとってご覧ください。受講申込はウェブにて募集中です。どうぞ、ふるってご参加ください!

講座チラシ

チラシは↓でもダウンロード(PDF)できます。
小金井講座チラシ

ART遊覧

ART遊覧はライターによる展覧会レヴューやインタヴューが掲載されています(他にはワールドレポート、公募&助成情報もあります)。この「ライターによる」というのがこのサイトの特徴です。そもそも松下(もうすぐパナソニック)の社会貢献事業の一環として始まり、2004年よりライターに運営が引き継がれていったサイトのようです。つまり、運営も書き込みもある程度決まったライターによって行われています(詳しくはこちら)。

このサイトで面白いのは「ライターの近日遊覧予定」という記事ではないでしょうか。「これからこれに行きます」という情報です。しかも何で行きたいと思っているかの理由付です。このような記事は自分が「どれに行くか」を考えるとき役に立つように思います。

ところでレヴューサイトとしては「小劇場演劇、ダンス、パフォーマンスのレヴュー&ニュース」のサイトwonderlandもライターが書くという点では近い形式です。こちらは「行ってきました」という記事が中心ですが。(SR)

リンクに追加しました。

受講申込が始まりました!

「小金井発!芸術文化を書くこと/伝えること講座」の受講申込が始まりました!!
講座ブログにてオンライン申込を受付けています。

講座は通回申込を基本としています。定員は25人。がっちりとしたプログラムとなっています。書くことを伝えることへつなげるため。伝えるために書くことができるようになるため。ちょっと大変かもしれませんが、どうぞ、ふるってご参加ください! 

eぎゃらりー川口

今日更新されたネットTAMのコラムで、川口市のアート情報を集めたポータルサイト「eぎゃらりー川口」が紹介されています。

内容はかなり充実していて、奇抜ではありませんが見やすいつくりになっています。鑑賞する人に向けてイベントやギャラリー、近隣美術館の情報やりたい人に向けて芸術教室や公民館活動、芸術団体の情報連絡先やHPアドレス、作品写真(3点)を公開できるアーティスト登録機能、文化財のマップ・紹介まで揃っています。行政ではなく、市民有志によるボランティアで運営しています。サーバー代等の必要経費は、個人の支援金(1口千円)で調達しています。

ちょっと舞台裏」と称して活動進捗状況が載っています。これまでの経緯の記録のほか、アクセスや運営費、サイト運営の作業スケジュール、サイト開設にあたり行ったアンケート調査の報告など、活動の参考になるような情報が第三者も見られるようになっています。同時に、淡々とした記録の中にがんばっている姿が浮かび、思わず応援したくなります。

内容面でも、気持ちの面でも、1000円払ってもいいと思える、地元だったら常連になりたいようなサイトです。2004年2月時点での1日のアクセス数が2000件近いというのも納得です。(NM)

リンクに追加しました。

第7回講座シラバス・参考文献を更新しました。

第7回講座情報を更新しました。「想いを伝える申請書づくり」。企業メセナ協議会の若林朋子さんによる講座です。情報を伝えたい。芸術や文化の良さを伝えたい。多くの人へ伝えたい。活動を広げるためには資金も必要になってきます。そんなとき必要なのは企画書に申請書。書いて伝えることが必要です。では、そんなときどういう言葉が必要になるのでしょうか。日本の芸術文化支援の状況を理解しつつ、具体的に「伝わる申請書」のポイントを見ていく講座になりそうです。

そもそも、さまざまな人を巻き込んでいこうとするならば、やりたいこととその想いを伝えることが必要になりますし、それを考えるには絶好の機会になるのではないでしょうか。参考文献(HP)には一言コメントをつけてくださいました。どうぞ↓ご覧ください。

http://koganeikakukoto.blog70.fc2.com/blog-entry-16.html

講座は、いよいよ、明日から受講申込開始です!
 
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