このブログは「小金井発!芸術文化を書くこと/伝えること講座」運営の一環として、東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究室小金井プロジェクトチームによって運営されています。
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IC|読む、フリーペーパー

『IC』はICCが発行しているフリーペーパー。ICCは東京オペラシティにあるNTTインターコミュニケーションセンターの略称です。11月3日まで開催されていた「拡張された感覚|日韓のメディア・アートの現在」展へ行ったときに入手してきました。すっきりとしたデザインで、フリーペーパーというより、フリーマガジン。けっこうページ数があります。

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黄色に黒文字、ぱっと目につく表紙。      一人、二回答。

表紙には「コミュニケーション・デザインのための40人のキーワード」という文字と共に、様々な分野で有名な人々の名前が並んでいます。本文には、『IC』のテーマに関連して最重要だと思われるキーワード、これからの日本と世界にとって重要だと思われるキーワード、という2つの問いの回答と、選んだ理由や考えが40人分掲載されています。

2つの回答を一緒にする。短いキーワード、文章になっている長いキーワード。読んでいくと回答の仕方そのものにも人柄が出ています。ほとんどの回答は誌面の3分の1を占める程度の文字数です。短い文章だからこそ、書いた人の考えが凝縮されています。難解で読みにくかった、あの人の文章も、これくらいの文字数ならば読めます。たとえ逸脱するとしても、それも含め、テーマを設定することで、普段論じている事柄とは違った書き手の一面も見ることができます。

テーマや文字数という制限は、書くほうには多少不自由になったのかもしれません。一方で、読み手にとっては、そのような制限があるから、不自由なく読むことができるのかもしれません。書き手の新たな一面を引き出したり、読み手が何かを発見したり…。いかに有意義な「不自由」を設定するか。大げさにいえば、メディアをつくる届け手の役割とはそんなところにあるのかもしれません。

もうひとつ、『IC』を読んでいて思ったこと。『IC』は通常のフリーペーパーのように細切れの記事ではなく、そこそこ連続した読みものです。じっくり文字を読んでいると、むずむずと読み飛ばしたくなり、普段いかに文字を消費するようにフリーペーパーに接しているかに気づかされました。

以下、『IC』より抜粋。

Q.これからの日本や世界にとって重要と思われることは?
A.「指差し確認」(大竹昭子)
A.「ものごとに丁寧に接するということを忘れずにいたいです」(小山泰介)


…同感です。

ちなみに、黄色い表紙から読んだ感想が中心でしたが、反対から読むと、キッズプログラムのレポートになっています。こちらは写真中心です。 

IMG_1236.jpg
反対からは、違う話。

(SR)
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