このブログは「小金井発!芸術文化を書くこと/伝えること講座」運営の一環として、東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究室小金井プロジェクトチームによって運営されています。
ここではプロジェクトメンバーが見つけた「芸術文化を書くこと/伝えること」の情報を収集&発信していきます!
フリーペーパーやウェブサイト、文献の紹介。公募の執筆情報やレクチャーなど「書く場所」情報。もちろん講座の様子も…
プロジェクト内だけで留めておくにはもったいない!そんなもったいない精神に支えられ、ほぼ毎日更新中です!!
お問合せはこちらまで

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

カルチャーパワー

講座第4回~第6回の講師津田さんの文献リストには岡本太郎『今日の芸術』が入っています。1954年に刊行され、ベストセラーとなった本書は、現在、光文社文庫として読むことができます。その序文。(世田谷美術館で個展を開催中の)横尾忠則が書いています。彼はピカソの言葉「一枚の傑作を描くことよりも、その画家が何物であるかということが重要である」という言葉を引用して岡本太郎の魅力を語っています。つまり、岡本太郎は作品だけでなく「岡本太郎とは何物であるか」を知ることが重要になってくる、と。それは、岡本太郎に限らず、作品の見方を深める一つの方法だと思います。

では、作家のことを知るにはどうすればいいのか。会ってしまえば早いですが、たとえ生きている作家でも、なかなかそうはいきません。そういうとき、インタヴュー記事は役に立つのではないでしょうか。

カルチャーパワー(CP)では作家だけでなく、美術関係者50人以上のインタヴューが掲載されています。武蔵野美術大学の岡部あおみさんを中心に集められ、ウェブにアップされています。また30件ほどのインタヴュー抜粋は岡部あおみ編著『アートが知りたい 本音のミュゼオロジー』(武蔵野美術大学出版局、2005年)として1冊の本にもまとめられています。

本の「あとがき」には(CPは)「イントロダクション、インタヴュー、データ、コメントといった異質な四要素が有機的に連関しながら、豊かな地平を形成している」という文があります。そのままCPの特徴はインタヴューだけでなく、その素材をよりよく理解するためのコンテンツも一緒に掲載されていることではないでしょうか。

特に岡部あおみさんのイントロダクションは短いながらも相手の魅力を上手く捉えた言葉を使っているように感じます。「芸術文化を書くこと/伝えること」を考えるのにも非常にいいテキストになると思います。

インタヴューが載っているアーティストには、様々な展覧会で作品に出会うことができたり、これからの個展を行ったりする人が結構います。訪れることができる施設やウェブサイトに関わる人の言葉もあります。作品を見るまえに、またどこかへ行く前に、ちょっと読んでから出かけてみるのもいいかもしれません。もちろん後でも構いませんが。(SR)

→ リンクに追加しました。
この記事へのトラックバックURL
http://koganeikouza.blog21.fc2.com/tb.php/22-99622aac
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント
管理者にだけ表示を許可する
 
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。