このブログは「小金井発!芸術文化を書くこと/伝えること講座」運営の一環として、東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究室小金井プロジェクトチームによって運営されています。
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「言葉」に込める思い

開講まであとわずかになってきました。この講座をとおして、おそらく「言葉」について改めてじっくり考えることが多くなるのではないかと思います。

私事で恐縮ですが、この3月まで出版社の編集部に籍を置いていました。
日々、送られてくる原稿をゲラに、そして本や雑誌に・・・という作業を必死に繰り返すなかで、どこかで“書き手の思い”を見落としてきていないか、必ず立ち止まることが必要だと感じていました。

特に、昨今では珍しくなりつつある、“手書き原稿”が入稿したときなどは、いつもハッとさせられます。たくさんの加筆・削除の跡、交錯する挿入線、「イキ・ママ」が物語る単語選択の苦悩・・・。原稿用紙が壮絶であればあるほど、そこに込められた思いやこだわりを感じずにはいられません(それは作業面でも、ひじょうに編集者泣かせなのですが・・・(苦笑))。

もちろん、すでにそれで完成のような、行間整ったワープロ原稿にも、表面には表れないだけで、背後には書き手の苦労やこだわりがある・・・そのことをつねに心に、原稿を頂戴していました。

講座を通じて、受講生の皆さんも、それぞれ色々な思いを込めて、自分だけの言葉を模索しながら、芸術文化を綴られていくことと思います。

編集部時代に読んだ『<ことば>の仕事』という本は作家や批評家、翻訳家など様々な分野で言葉の仕事に関わる人たちのインタビューからなる一冊です。それぞれが、世に言葉を発信していくとき、どんな思いでどんなこだわりを持っているかがリアルに語られています。芸術文化の枠からは少しはみ出すかもしれませんが、ご参考までにぜひ。(YA)

“ことば”の仕事“ことば”の仕事
(2006/05)
仲俣 暁生大野 純一

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この記事へのコメント
おもしろそう!
こんど読んでみます。


そして原稿の話も興味深かったです。
それ自体ある意味作品だものね、そうですよね。
編集時代のおはなし、受講するかたにも興味深いのじゃないかしら。
どんどん語ってください!笑
Posted by あかすた at 2008.05.19 21:34 | 編集
インタヴューが、著者仲俣さんの意見やインタヴュー相手との関係にのせて書かれていて、読み物として面白かったです。

合間に挟んである写真は文章以上に雄弁だったような。恩田陸が女性だとはじめて知りました(笑。
Posted by さとう at 2008.05.21 19:46 | 編集
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