このブログは「小金井発!芸術文化を書くこと/伝えること講座」運営の一環として、東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究室小金井プロジェクトチームによって運営されています。
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南方インターネット新聞(南方電子報・台湾)

今台湾でネット新聞がすごく流行っているように思います。様々な種類のネット新聞の中で、最も古いのは「南方電子報」です。1995年に創立され、創立者は自分の活動拠点である高雄(台湾の南の都市)のプロ作家の文章を募集して、ウェブサイトで公開していました。「南方電子報」の目標はコマーシャリズムが勢いを増す中で発声しにくい人の声をインターネットの世界に伝えること。当時の台湾にこのようなウェブサイトはなかったので、だんだん知名度が上がってきました。

さらに読者の要求に応じて、メール形式のニュースレターも始まりました。また、社会運動をやっているグループに関するニュースは、以前は紙媒体の新聞からウェブサイトに転載されていましたが、「南方電子報」の知名度が高くなるにつれ、このような団体が自らグループの情報を「南方電子報」に送るようになりました。

 2001年から、「南方電子報」の形式は変化していきます。読者からの投稿文章がサイトの中心的な内容になったのです。このウェブサイトを見ている人々は自分でも記事を書き始め、ウェブサイトへ投稿するようになりました。現在このサイトには、社会運動、まちづくり、環境保護、文学文化、マイノリティに関するものなど、様々な分野の文章が寄せられています。今や「南方電子報」は情報の発信の場所というより、情報の交換の場所といってもいいでしょう。もちろんプロ作家の文章が中心的な内容を占めていた初期の「南方電子報」の方が今より質が高かったのは確かです。しかし、一般の人々にとって自分自身の言葉で発声できる場所ができたことは、社会にとって大きな意義がある活動といえるでしょう。現在台湾では「南方電子報」のようなウェブサイトやブログが沢山あるので、「南方電子報」の影響力は弱くなっています。とはいえ、初めてマイノリティが声を出せる場所を提供したウェブサイトとして「南方電子報」の意義は大きいでしょう。(CI)

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