このブログは「小金井発!芸術文化を書くこと/伝えること講座」運営の一環として、東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究室小金井プロジェクトチームによって運営されています。
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地域雑誌を考える ~「小江戸ものがたり」の場合~

 先日、地域雑誌「谷根千」をご紹介しましたが(6月2日付記事参照)、今回ご紹介する「小江戸ものがたり」は、その「谷根千」に憧れ、参考にされたという編集長が、2001年から発刊している川越の地域誌です。

 編集長の藤井美登利さんは、もとは川越の出身ではなかったのですが、仕事を通じてかねてより歴史や古い建物に関心が高かったことから、観光で訪れた当地に魅了され、以後この地へ移住。外国人観光客の案内ボランティアや子育をしながら、川越のコミュニティになじみ、この地域のことを学んでいかれました。そして、2001年に「小江戸ものがたり」を創刊。暮らしの中の町の記憶をのこすこと、地域の良さを再発見することを軸に、編集をされています(2008年6月現在、11号(2007年秋冬号)まで発刊)。
 雑誌の発刊のみならず、編集元の川越むかし工房では、川越のまち案内イベントなどを実施。着物を着て、川越はじめ埼玉県内を散歩する企画もあります。藤井さんのお話しでは、着物の似合う町並みに、東京の忘れ物をみつけ、日本を再発見をさせてくれる町として、川越を「好き」になられたそうです。着物を着ることも、洋装一辺倒になった私たちの暮らしを見直してもらいたいという思いから、毎月1回「川越きもの散歩」を開催されています。今年3月には、県内の織物を紹介した小冊子「埼玉きもの散歩 2008*spring」も発刊されました(写真・「小江戸ものがたり」は04年のもの)。

 地域の魅力を発見し、伝えていくモチベーション。それは、そこに住む期間の長さだけでなく、どれだけその地域を「好き」になるか、その気持ちによるところが大きいように、以前、市内スカラ座(川越の名所の一つです!)で藤井さんのお話しを聞いていて思いました。これから地域の芸術文化を発信していくみなさんも、たくさん「まち」を好きになって、書くこと伝えていくことにつなげていくと同時に、まちを元気にしていくきっかけにもなるといいですよね!(YA)

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※本記事作成にあたり、藤井美登利さんにはメールでの取材に快く応じていただきました。ありがとうございました。この場を借りて、お礼申し上げます。

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cinraに『谷根千』スタッフの仰木ひろみさんのインタヴューが掲載されています。

http://www.cinra.net/interview/2008/08/01/191000.php
Posted by さとう at 2008.08.08 11:37 | 編集
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