このブログは「小金井発!芸術文化を書くこと/伝えること講座」運営の一環として、東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究室小金井プロジェクトチームによって運営されています。
ここではプロジェクトメンバーが見つけた「芸術文化を書くこと/伝えること」の情報を収集&発信していきます!
フリーペーパーやウェブサイト、文献の紹介。公募の執筆情報やレクチャーなど「書く場所」情報。もちろん講座の様子も…
プロジェクト内だけで留めておくにはもったいない!そんなもったいない精神に支えられ、ほぼ毎日更新中です!!
お問合せはこちらまで

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Art Space Tokyo

サイズ、デザイン、手触り。Art Space Tokyoは本という「もの」のもつ魅力に改めて気づかされます。直接ウェブで購入する前に、まず店頭で本書を手に取って、ぱらぱらとページをめくって、確認することをおすすめします。最近では、東京都現代美術館国立新美術館で見かけましたが、洋書なので、一般書店よりはミュージアムショップや洋書に強い書店(紀伊国屋、ABC、丸善)のほうが出会いやすいと思います。

IMG_0567.jpg

と、本の外側のことを先に書いてしまいたくなるArt Space Tokyo。内容も充実です。都内12カ所のアートスペースのマップとルート、そして多くのインタヴューが収録されています。本書、序文には以下のような言葉があります。

We believe that art is not just an end goal, but a process involving all manner of people.(私たちはアートを最終的なゴールではなく、あらゆる人々が関わるプロセスだと思っています。)

この言葉が示すように、本書には12のアートスペースに限らず、ウェブサイト、コレクターやキュレーターといった様々な立場の人々のインタヴューが収録されています。登場する人々は刺激的な人ばかり。「90年代以降の東京の現代美術」や「批評やジャーナリズムの現状」などの文章もあわせて収録してあり、通読すると現在の東京の現代美術(Contemporary Arts)を取り巻く状況も理解することができます。というか、それを知りたければ必読の1冊とまで言えるかもしれません。

IMG_0569.jpg IMG_0570.jpg 

文字のレイアウトやマップなど内容面でもデザインが洗練されていますが、アートスペースや登場する人々のイラストにもぐっときます。しっかりした文字情報に、それを伝えるデザイン。本というメディアを通じて表現することの意義を改めて考えさせられます。英語で、しかもインタヴューを含む。その手間を考えると(日本語でアートガイドのような本が増えている状況の中で)もっと日本語でできることがあるのではないかとも考えさせられます。なにより、こういう本をつくったら楽しいだろうなぁ。(SR)

Art Space Tokyo: An Intimate Guide to the Tokyo Art WorldArt Space Tokyo: An Intimate Guide to the Tokyo Art World
(2008/09)
Craig Mod、

商品詳細を見る


→ 文庫に追加しました。

この記事へのトラックバックURL
http://koganeikouza.blog21.fc2.com/tb.php/66-3733be8d
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント
管理者にだけ表示を許可する
 
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。