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ビューティフル・ルーザーズ|ZINE(ジン)の作り方

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『ビューティフル・ルーザーズ』。日本語では美しい負け犬。90年代アメリカの若者たちが集まってギャラリーをつくる。今では、有名なアーティストとなり、ひとつのムーヴメントを生み出した場所として評価されています。そのギャラリーを運営していたアーロン・ローズが監督した当時の仲間たちのドキュメンタリー。この映画上映にあわせて原宿のラフォーレミュージアムで展覧会も開催。関連企画として以下のイベントが行われます。

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8月2日(土)
13:00-15:00 アーロン・ローズ:「ZINE(ジン)の作り方」

映画「ビューティフル・ルーザーズ」の監督、そして今展覧会のキュレーターであるアーロン・ローズが、ジンを立ち上げるべきには、どんな準備をすれば良いのか、その基本的なコンセプトから運営方法を教えてくれます。*ジンとは?:「有志の人々が制作する、たいていの場合は少部数の、非商業的な(利益を出すことが第一の目的ではない)出版物」のこと。ミニコミ・同人誌。
15:30-17:30 スティーヴン・パワーズ(ESPO):「サイン・ペインティング(看板)講座」
「ビューティフル・ルーザーズ」に出演しているアーティストESPOことスティーヴン・パワーズが、サイン・ペインティングの基本を教えてくれます。どのようなペイントで、どんなブラシを使い、効果的なスタイルと文字タイプを伝授します。
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これで「ZINE(ジン)」という言葉をはじめて知りました。ネットでキーワード検索をしてみると、出版のジャンルとして、そこそこ定着しているようです(→「zine」は雑誌の未来像?)。小さな音楽レーベルや個人アーティストまで。デザインや写真に洗練されたもの多く、ZINEがひとつの表現の場所として機能しているように見えます。

「ビューティフル・ルーザーズ」に登場する人々に共通するDIY(Do it yourself)という方法。自分のやりたいように好きなことを表現する。日本だったら「失われた10年」。アメリカでも社会的に勝ち負けがフォーカスされたのかもしれませんが、同時に90年代は、パソコンやインターネットの発達のように、自分の表現を多くの人々へ簡単に伝える技術や機材が発達した時代でもあったように思います。自分で楽器を演奏し、録音し、好きな音楽をミックスし…DIYの代表格ベックは「私は負け犬さ~♪(I'm loser baby♪)」と歌って大ヒット。この「loser」は90年代を代表する1曲ともなりました。

好きなことを表現をしたい。誰かへ届けたい。伝える方法は結構ある。しかも、それほどお金をかけずに。そして、それを理解し、面白がり、求める。そういう価値観も何となく共有されているように思います。ZINEはそんな時代にフィットするメディアなのかもしれません。(SR)

Whatcha Mean, What\'s a Zine?: The Art Of Making Zines And Mini-ComicsWhatcha Mean, What\'s a Zine?: The Art Of Making Zines And Mini-Comics
(2006/06/26)
Mark ToddEsther Pearl Watson

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