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講座ルポ、更新②!

先日、1本目の更新に続き、
講座課題となっていたルポ作品の2本目をアップしました

「アーティスト」と名乗っていいのだろうか。
そんな印象的な問いから本作品は始まります。
問いの背景にある「アート」と一般の人々との距離。
本作品では、言葉を通じて自らの作品の制作過程を追うことで、
その「アート」を伝え、読者との距離を埋めることを試みています


タイトルは「鉄塔Tシャツ ~in 川口~」
こちらも印象的ですが、本文を読み終えると、
その意味も込められた想いも知ることができます。

以下、冒頭部分をちょっと長めに引用しておきます。

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鉄塔Tシャツ ~ in 川口 ~


 私がアーティストとして活動を始めて早くも12年が経つ。12年もやっていれば「アーティスト」と名乗っても良いだろうか。それ程、「アーティスト」という言葉は私自身でさえ抵抗がある。もちろん、「アーティスト」として食べている訳ではない。日本でいう「アーティスト」は何故か殆ど「ミュージシャン」なのだが、「アート」を生業としている人が名乗るには、なかなか抵抗のある言葉だ。私だけかもしれないが。それでも12年もやっていると、なんとなく認めてくれる人が現れ、気にいって作品を購入してくれる人も、ぼちぼち現れたりする。そんなところからそろそろ名乗っても良いかなぁと思い、名乗ってみている。
 ここまで私自身が「アーティスト」を受け入れるのに時間がかかるのだから、一般のアートとの繋がりのない人にとっての抵抗感ははかり知れない。「美術鑑賞」の好きな方々は多くおられるかもしれないが、私のやっているような「現代アート」と呼ばれる物はやはりなじみがないのが大方であろう。
 これは美術教育にも問題はあると思うが、私は「アーティスト」自身にも問題があると思っている。一時、一本の材木を置いてアートだとするような作品が流行った。これは私にも良く分からない。「コンセプト」なるものを聞けば、まあ納得はするのだけれども。こういった作品は見る人に「分からないなら見ないで良い」と言っているようで、いかがかと思う。それまでの美術史の中で生まれるべくして生まれてきたことだとは思うのだけど、この拒絶感が一般の人を「アート」から遠ざけてきた要因の1つだと思っている。
 まして、もともと日本人は言葉で物事を明確に表現することが苦手な国民性で、同じコンセプトで作品を作っても相手に伝えようとする「言葉」が少なすぎるのだ。恐らく「現代アート」の生まれた頃の欧米の作家達は多くの議論をし、言葉を用いてその作品について語ったであろう。
 しかし、日本人においては身内での議論はあったとしても、その議論を受け入れる一般の人々があまりにも少なく、孤立してしまったのではないだろうか。
 今でも言われることだが「議論」も苦手な国民性である。残念なことでもあるが、この多くの人たちの気持ちを無視して作品を作っても「アート」はますます一般の人から遠ざかっていくだろう。
 そう言う思いから、私はいかに自分の作品がたくさんの人に受け入れて貰えるかを考え、油絵から現在の素材、表現手段に至った。
 そしてこのレポートでその表現についてなるべく言葉を用いて説明し、私の作品を通して「アート」について少しでも理解して貰えると嬉しいと思っている。

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